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目標

課題



課題5

お金の差額と合計を求める(オートフィルやセルのコピー・移動)

以下の表を作成して、予定出金額と実出金額の差額を求めてから それぞれの列の合計を求めよ

 予定出金額   実出金額    差額  
 月曜日  1,000 850  
 火曜日  1,000 500  
 水曜日  1,000 1,300  
 木曜日  1,000 980  
 金曜日  1,000 320  
 土曜日  1,000 550  
 日曜日  1,000 650  
合計      

セルのコピー・移動

同じデータを複数回入力するにはコピー機能を利用すればよい。 また、データの入力セルの位置を変更するのも簡単にできる。

  1. 元の場所と目的の場所が離れている場合
  2. 隣接している領域にコピーする場合
    (セルの右下の)フィルハンドルをドラッグすることによりコピーできる

フィルハンドルの利用

セルの右下の黒い点をフィルハンドルと呼ぶ。これを利用することにより 様々な入力を簡単に行うことができる。

fill-handle

セルの内容によって振る舞いが異なる事に注意

  1. 単一セルを選択後、そのままドラッグする
  2. 単一セルを選択後、Ctrl を押しながらドラッグする 小さい "+" がつく
  3. 複数のセルを選択後ドラッグ
  4. 複数セルを選択後、Ctrl を押しながらドラッグする 小さい "+" がつく
  5. そのまま内側(上 or 左)にドラッグ
    データが消去される。書式は消えない
  6. そのまま内側(上 or 左)にドラッグ
    データが消去される。書式も消える
  7. ダブルクリック それらしいところを fill する

オートフィルを利用した場合、意図した通りに入力されているか確認をするべき。


セルの attribute 変更

場所
書式 → セル(E)
cell-format-0
または右クリック
right-click


参照

この課題の「差額」欄のように、特定のセルのデータを操作して結果を得たいときは セル内容の参照機能が利用できる。例えばセル F6 に セル C6 の内容から D6 の 内容を引き算したものをいれたい場合は

  1. F6 に = を入力
  2. C6 をクリック
    ref1
  3. F6 に - を入力
  4. D6をクリック
    ref2
  5. Enter
  6. F6 に計算結果 150 が表示される。数式バーには元になった式が現れている
    ref3

このようにほかのセルを参照した式を入力した場合、参照元を変更すると 自動的に値が再計算される。



合計

ある範囲の数値の合計値を求めたい場合は、合計値を挿入したいセルを 選択した後、メニューバーのΣボタンを押す。範囲が異なる場合は選択し直して Enter。


課題6

アンケート結果を整理する(セルやデータの書式)

最近の小学生の愛読書 No.1 はマンガで、1ヶ月平均17冊を読破するとのこと。 マンガは好きですか、に答えた200人の回答の結果をまとめよ。

小学生の「マンガ嗜好傾向」 全体に占める割合(%)
   男   女   全体   男   女 
大変好き 140 105      
割合好き 35 49      
きらい 23 42      
無回答 2 4      
合計          

セルの結合

複数のセルの場所に跨って表示を行いたい場合は、領域を選択後、 セルの書式中の「セルの結合」をクリックするとその領域を一つの セルとして取り扱うことができる。


%表示

領域を選択後、書式→セル→表示形式で「パーセンテージ」を選ぶか、 ツールバーの「%」アイコンをクリック


解答例

kadai6


課題7

九九の計算表を作る(相対参照と絶対参照)

以下のような「九九の計算表」を作成せよ。

ただし、数値を直接入力するのではなく、セルの番地を入れて計算させる
セルの相対参照と絶対参照の考え方を利用する
つまり、1x1=1 のセル B9を入力するだけで、あとは B9 を B17までコピーし、 次にそのまま、右方向に J17 までコピーすれば表が完成する。

         1      2      3      4      5      6      7      8      9  
   1   1 2 3 4 5 6 7 8 9
   2   2 4 6 8 10 12 14 16 18
   3   3 6 9 12 15 18 21 24 27
   4   4 8 12 16 20 24 28 32 36
   5   5 10 15 20 25 30 35 40 45
   6   6 12 18 24 30 36 42 48 54
   7   7 14 21 28 35 42 49 56 63
   8   8 16 24 32 40 48 56 64 72
   9   9 18 27 36 45 54 63 72 81

絶対参照と相対参照

通常の「参照」はセルの内容を他のセルにコピーした場合、 参照元がセル位置からの相対的な番地に基づいて変換される。 このような参照を「相対参照」と呼ぶ。

多くの場合、このような参照が便利であるが、九九の表のように 参照元を固定したい場合がある。このような場合には参照元を 入力した後、F4 キーを押すことにより、参照元の番地を 固定することができる。このような参照を「絶対参照」と呼ぶ。

C3の内容 D4にコピーした結果
=B3 =C4
=$B3 =$B4
=B$3 =C$3
=$B$3 =$B$3

tacha@tack.fukui-med.ac.jp
$Id: 02.html,v 1.6 2003/06/15 06:30:38 tacha Exp $