Lesson 4-2


 

データベース機能

並べ替え(ソート)

目標: データを規則にしたがって並べ替えることができる

説明

Lesson 4-1で用意したような特定のテーマに沿ってデータを集めたものをデータベースという。 データベースは、検索や抽出等を行うことでその内容を再利用する事が重要である。

データベースでは、一つのデータ単位(この場合は特定の都道府県に関連するデータ)をレコードと呼ぶ。 先頭にある「都道府県名」などは項目フィールド等と呼び、その行のことを項目行フィールド行と呼ぶ。

作業
  1. 人口増減率の小さな順に並べ替える。

  2. 地域番号順に並べ替える。

地域 人口(人) 人口増減 面積 人口密度
番号 都道府県名 平成17年 平成12年 実数(人) 率(%) 平方km 人/平方km
05 秋田県 1,145,501 1,189,279 -43,778 -4% 11612.22 98.6
30 和歌山県 1,035,969 1,069,912 -33,943 -3% 4726.08 219.2
02 青森県 1,436,657 1,475,728 -39,071 -3% 9606.88 149.5

データの並べ替えは、エクセルを利用する上で良く利用する操作の一つである。 並べ替えは「ソート」とも呼ばれる。

  1. データを並べ替えるには、まずはじめに並べ替えたいデータ全体を選択する。

  2. 「データ」→「並べ替え」とすすむと、並べ替えのための入力ウィンドウが表示される。

    先頭行がタイトル行となっているので、領域が一行少なくなっていることに注意する。

  3. 選択された領域のなかで、並べ替えの基準となる項目をキーと呼ぶ。 並べ替える順序は、「昇順」「降順」のラジオボタンで選択する。

    並べ替えの際に同じ値となるレコードが複数存在する場合、 その中での順序を指定するには、2番目および3番目に優先されるキーを指定する。

  4. 正しく指定できれば、「OK」をクリックすると、データが並び変わる。

  5. 同じことを地域番号順で行うと、地域番号は「文字列」であるので、次のような画面が表示される。 本練習の場合、数値として扱うので、そのまま「OK」を選択する。


練習

ダウンロードしたファイルの「五教科得点」シートのデータを 用いて、次の操作を行え。

  1. 各自の合計点を求めた後、シートの複製を作成せよ。
  2. 合計点の高いものから低いものへ並べ替えよ。 ただし同得点のものがいた場合は、英語の点数が高い方を高位とせよ。 さらに英語の点数も同じ場合は、数学の得点が高い方を高位とせよ。
  3. コピーしたシートで表の理科の列のセル(どれでもよい)を選択したのち、 アイコンの昇順ボタンをクリックせよ。 どのようにデータが並び変わったか?

$Id: L4-2.html,v 1.3 2008/11/17 15:20:00 tacha Exp $
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