Lesson 5-1で用意したような特定のテーマに沿ってデータを集めたものをデータベースという。 データベースは、検索や抽出等を行うことでその内容を再利用する事が重要である。
データベースでは、一つのデータ単位(この場合は特定の都道府県に関連するデータ)をレコードと呼ぶ。 先頭にある「都道府県名」などは項目、フィールド等と呼び、その行のことを項目行、フィールド行と呼ぶ。
人口増減率の小さな順に並べ替える。
地域番号順に並べ替える。
地域 | 人口(人) | 人口増減 | 面積 | 人口密度 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
番号 | 都道府県名 | 平成17年 | 平成12年 | 実数(人) | 率(%) | 平方km | 人/平方km |
05 | 秋田県 | 1,145,501 | 1,189,279 | -43,778 | -4% | 11612.22 | 98.6 |
30 | 和歌山県 | 1,035,969 | 1,069,912 | -33,943 | -3% | 4726.08 | 219.2 |
02 | 青森県 | 1,436,657 | 1,475,728 | -39,071 | -3% | 9606.88 | 149.5 |
データの並べ替えは、エクセルを利用する上で良く利用する操作の一つである。 並べ替えは「ソート」とも呼ばれる。 並べ替えを行なうためのアイコンは、以下の2箇所に存在するので、どちらを使っても良い。
データを並べ替えるには、まずはじめに項目行を含めた並べ替えたいデータ全体を選択する。
「データ」タブのをクリックするか、 「ホーム」タブの「並べ替えとフィルタ」から「ユーザ設定の並べ替え」を選択すると「並べ替え」の入力画面が表示される。
項目行を含めた場合、「先頭行をデータの見出しとして使用する」にチェックが入っていることを確認する。
選択された領域のなかで、並べ替えの基準となる項目をキーと呼ぶ。 並べ替える順序は、順序フィールドで「昇順」「降順」のいずれかを選択する。
並べ替えの際に同じ値となるレコードが複数存在する場合、 「レベルの追加」をクリックすると、キーの入力欄が増えるので同様に設定する。 特定の行を選択してレベルの削除をクリックすると当該行がなくなる。
正しく指定できれば、「OK」をクリックすると、データが並び変わる。
同じことを地域番号順で行うと、地域番号は「文字列」であるので、次のような画面が表示される。 本練習の場合、数値として扱うので、「数値に見えるものはすべて数値として並べ替えを行なう」にチェックを入れ「OK」を選択する。
並べたい列だけを選択して「並べ替え」を行うと、データが壊れてしまうので注意する。
エクセルがソートする領域を「正しく推定できる」ような単純なデータ構造であるときは、 キーとなる列のセルを選択後、標準メニューバーにあるを押すことにより、簡単に並べ替えを行うことができる。
横方向に並べ替えを行ないたい場合は「オプション」をクリックし、「列単位」を選択する。
ダウンロードしたファイルの「五教科得点」シートのデータを 用いて、次の操作を行え。