Lesson 1-1


エクセルの起動

県立大の演習室の場合は、「Center」→「Microsoft Excel 2010」もしくはクイック起動から起動する。

quick

一般的なインストールの場合は、「スタート」→「プログラム」→「Microsoft Office」と進み、「Microsoft Excel 2010」を起動する。

次のような画面になるはずである。

startup

エクセルは一般に「表計算ソフト」と呼ばれるものの一つであり、 桝目で区切られた部分にデータ等を入れることができる。 この桝目を「セル」と呼び、(通常)アルファベットで指定される「列番号」と 数字で表される「行番号」を使って特定することができる。たとえば赤い四角で 囲んだセルは「D12」と呼ぶ。

セルをマウスによるクリックや、矢印キーで選択すると「アクティブ」となり 入力が可能となる。アクティブなセルは輪郭が太くなるとともに「名前ボックス」に その番地が表示される。また、そのセルの内容は数式バーに表示される。

このセルが縦に最大1,048,576行、横に最大16,384列集まったものを「シート」と呼ぶ。 デフォルトでは3つのシートが用意されており、シート見出しをクリックすることにより 別のシートに移動することができる。

シートの集まりを「ブック」と呼ぶ。一つの「ブック」が一つのファイルに対応する。 ブックの拡張子としては .xlsx (Excel 97-2003 ブックの場合は .xls)が利用される。

リボンとは、タブごとに良く使われる機能(タスク)をグループ化し、簡単に呼び出せるようなアイコンがならんでいる部分をいう。 上に示した画像では、「ホーム」タブが選択され、クリップボード操作(貼り付け、コピー、切り取り..)、 フォント指定、配置、数値の書式、スタイル、セル操作、その他の編集メニューが表示されている。 リボンのタブ部分を、ダブルクリックすることでリボンの非表示/表示を切替えることが可能である。

Excel 2003 であった Microsoft Office ボタンは、「ファイル」ボタンとなった。

困ったときは、リボンのタブの右側に表示される「?」アイコンから呼び出すことができるヘルプ機能を 試してみると良い。


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