Lesson 5-6


データベース機能

抽出(フィルタオプション)

目標: より高度な抽出ができるようになる。

作業

近隣の施設のシートを選択して、次の操作を行え。

  1. 施設名順に並び替えよ

  2. 所在地が坂井市内のものを抽出せよ。

  3. 入場料が100円以下か、勝山市に存在する施設について、 施設名、電話番号、入場料を抽出せよ。

施設名 市町村名 住所 電話番号 入場料
福井県立歴史博物館 福井市 大宮2-19-15 0776-22-4675 100
福井県立恐竜博物館 勝山市 村岡町寺尾51-11 0779-88-0001 500
福井県立美術館 福井市 文京3-16-1 0776-25-0452 100
福井県立若狭歴史民族資料館 小浜市 遠敷2-104 0770-56-0525 100
福井県内水面総合センター 福井市 中ノ郷町34‐10 0776-53-0232 無料
福井市自然史博物館 福井市 足羽上町147 0776-35-2844 100
福井市立郷土歴史博物館 福井市 宝永3-12-1 0776-21-0489 210
福井県立総合グリーンセンター 坂井市丸岡町 楽間15 0776-67-0002 無料
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館 福井市 安波賀町4-10 0776-41-2301 100
福井県立図書館 福井市 下馬町51-11 0776-33-8860 無料
永平寺町立図書館 吉田郡永平寺町 松岡神明3-89-1 0776-61-7117 無料
丸岡図書館 坂井市丸岡町 霞3-10-1 0776-67-1500 無料
福井市映像文化センター 福井市 田原1-13-6 0776-20-5030 -
ハートピア春江 坂井市春江町 西太郎丸15-22 0776-51-8800 -
国立若狭湾少年自然の家 小浜市 田烏区大浜 0770-54-3100 -

オートフィルタより、少しややこしいので、 オートフィルタで対応できないような条件を指定する際 (たとえば、同一列で3つ以上の条件を指定したい場合や、複数列の or など。)や、 抽出するデータを絞る、元のデータと異なる場所にデータを抽出するなどの場合に利用すれば良い。

  1. 事前準備

    条件を設定するための領域として見出し語と同じ内容を入力したセルを準備する。

    条件を列記する。1行に記述された複数条件はすべてが成立する事を要求(AND)し、 複数行に渡って条件が記述された場合は各行の条件のいずれかが成立すれば良い(OR)ことを意味する。

    たとえば、「入場料が100円以下もしくは勝山市にある施設」を抽出するには、

    以上の 3つの条件の "OR" を取ることが必要である。そのため、条件欄は 次の図のように指定することとなる。

    市町村名 入場料
    <=100
    無料
    勝山市
  2. 実行

    条件が設定できれば、「データ」タブ「並べ替えとフィルタ」→詳細設定をクリックする。

    「リスト範囲」には項目行を含む表全体を、検索条件範囲には設定した条件欄(項目行を含む)を指定する。

    filter condition setting
  3. 結果

    「選択範囲内」を選んだ場合は、条件に一致しないものが隠される。 「指定範囲」を選んだ場合には抽出範囲で指定した場所を左上としてコピーされる。(他のシート等も可能) 抽出範囲に指定した領域が空の場合は全項目が、抽出範囲に必要な項目名が書かれているとその項目のみが抽出される。

    「選択範囲内」を選び、抽出項目を絞った場合の実行結果は次の通りである。

    filter results

    なお、「選択範囲内」を選んだ場合、隠されたデータを表示するには、「フィルタ」の「クリア」を実行する。


練習

「五教科得点」のシートを用いて「フィルタオプション」を用いて 次の条件に合うデータを、元の領域と異なる範囲に抽出せよ。操作を行え。

  1. 英語の点数が60点以上の学生の全データ

  2. 英語、数学の点数がともに60点以上の学生の全データ

  3. 英語の点が70点以上、または国語の点数が70点以上の学生の全データ

  4. 理科の点数が30点以下、もしくは社会の点数が40点以下の学生の出席番号と合計点


$Id: L5-6.html,v 1.3 2011/12/12 06:48:57 tacha Exp $
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