おうちに計算機が2台しかないんだったら、その2台を シリアルや赤外線でつないでいれば、 小さいファイルの転送やテキスト端末で操作するくらいには 十分使えます。でも三台以上になったり、NetBSD を upgrade する気になったときには、 ちょっとつらすぎます。
2台しかないときにも、大量のファイルを転送する時には Cross Cable を使って やってたのですが、計算機が3台で、ユーザが2人と増えてしまい、 各々が独自に電話回線を使って ppp をやっていると、残りの計算機が network に載れません。そこで、家庭内 LAN を構築し、 古いThinkPad 560Eを「ダイアルアップ ルータ」として活用し、幸せな環境をつくることにしました。
まずはサーバーが単独でもネットワークにつながるように設定する必要が
あります。おうちで NetBSDを
参照して ppp のセットアップをしましょう。その際、
ppp で繋がっている間だけ /etc/resolv.conf
が
存在するようにしてください。最近の ppp を用いているのならば、
# ln -s /etc/ppp/resolv.conf /etc/resolv.conf
しておいて、/etc/ppp/ip-down
に
rm -f /etc/ppp/resolv.conf
を
加えておけば十分です。ppp server が DNS server を通知してくれない場合は
もっと便利にしようの所を
みて、ip-up
と ip-down
とで作成、削除を
実行しましょう。また、/etc/hosts
には最小限のマシン
(家庭内 LAN のマシンだけで十分でしょう)の情報しか入れず、
外の情報は ppp 接続時だけ得られるようにします。
「注意深く設定を見直したあと」 dial on demand の設定を してください。
次に、サーバマシンで IPNAT を設定します。設定は
IPNAT って何?を参照してください。
その際に、外側のネットワークインターフェースには、ppp インターフェースを
指定し、アドレスは(固定アドレスをもらっていない限り) 0/32
を使います。
ip-up, ip-down
で sendmail
を
起動し直します。こうしておくと普段はサーバの queue にたまり、
ppp 接続時に送り出すことができます。
まだ、できてません。ごめんなさい。