課題
7日目を参照のこと。 式で関係付けられていないと問題として成立しないので、値を入れているのか式を入れているのかを確認すること。
自己資金1000万円以下、毎月支払額が10万円以下の条件で最大いくらの物件を 購入できるかについてソルバーで分析せよ。既定値は赤い数字だけ。 他は式が入り、ライトブルーにソルバーを適用する。
物件金額 | 31,985,247 | 円 |
自己資金 | 10,000,000 | 円 |
借入金額 | 21,985,247 | 円 |
返済期間 | 35 | 年 |
年利 | 4.20% | |
毎月支払額 | 100,000 | 円 |
年間支払額 | 1,200,000 | 円 |
年収 | 6,000,000 | 円 |
年収に対する割合 | 20.00% |
目的セルは、物件金額、目標値は最大値、変化させるセルは物件金額と自己資金、 制約条件は、自己資金 < 10,000,000 と毎月支払額 < 100,000。
「ゴールシーク」では独立変数が一つの場合しかできなかったのに対し、 「ソルバー」では、複数の独立変数に対して最適値を求めることができる。
注意
「ソルバー」は標準ではインストールされていないので、「ツール」メニューに
「ソルバー」メニューがない場合は、「ツール」→「アドイン」を選択し、
ソルバーアドインを登録する必要がある。演習室の場合はすでに行われているので必要はない。
「ゴールシーク」と同様に、セルに数式を代入後、「ソルバー」を起動し、 目的セル、目標値、変化させるセルを設定する。
制約条件の追加を選択し、制約条件を設定する。
終われば「OK」。
「実行」により解の探索が行われ結果が表示される。
ここで「レポート」を作成させると別シートに解の探索に関するレポートが作成される。
鶴とカメがいて、頭の合計と足の合計からそれぞれ何羽(匹)いるかを求める問題として有名。 原形は今から1800年ほど前の、中国 漢・晋の時代の《孫子算経》の中に見いだせる。 元々の文章である次の問題を解け。
「今有雉兎同籠 上有三十五頭 下有九十四足 問雉兎各幾何」
(いま、キジとウサギが同じ籠に入っている。上には35の頭があり、下には94の足がある。
キジとウサギはそれぞれ何羽いるか?)
市場で売られている4種類の肥料 A,B,Cを混合して窒素、リン酸、カリが それぞれ 9%以上、13%以上、7%以上含まれている肥料を 100kg作りたい。 各肥料中の成分含有率(重量%)と 1kg 当りの価格は次の表の通りである。 費用がもっとも少ない混合方法を求めよ。
肥料の種類 | 窒素(%) | リン酸(%) | カリ(%) | 価格(円/kg) |
A | 3 | 9 | 6 | 50 |
B | 18 | 20 | 18 | 150 |
C | 0 | 0 | 0 | 10 |
市場を調査した結果、肥料Dとして次のような成分含有量および価格の肥料が見つかった。 肥料Dを考慮して、混合方法を再考せよ。
肥料の種類 | 窒素(%) | リン酸(%) | カリ(%) | 価格(円/kg) |
D | 13 | 7 | 5 | 70 |
答