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目標

課題


課題23

ピボットテーブル

下の左図のような表を作成し(適当なものでよい)、右図のようなピボットテーブルを作成せよ。

ヒント

「データ」→「ピボットテーブルとピボットグラフレポート」を選択する

 
科目 請求支店名 金額
1月 消耗品費 D支店 7,300
1月 新聞図書費 E支店 1,200
1月 研修費 A支店 13,000
1月 通信費 A支店 600
1月 新聞図書費 C支店 4,516
1月 旅費交通費 E支店 800
1月 通信費 A支店 540
1月 通信費 B支店 540
1月 新聞図書費 C支店 1,260
1月 接待交際費 D支店 1,792
1月 消耗品費 C支店 14,280
2月 旅費交通費 A支店 400
2月 接待交際費 D支店 1,019
2月 消耗品費 A支店 2,500
2月 新聞図書費 C支店 2,500
2月 通信費 B支店 700
2月 通信費 A支店 900
2月 接待交際費 E支店 20,000
3月 消耗品費 D支店 3,200
3月 通信費 D支店 540
3月 消耗品費 B支店 4,500
3月 接待交際費 A支店 15,000
3月 旅費交通費 C支店 32,000
3月 新聞図書費 E支店 2,500
3月 消耗品費 D支店 4,300
 
合計:金額  
請求支店名 科目
A支店 研修費 13,000
  消耗品費 2,500
  接待交際費 15,000
  通信費 2,040
  旅費交通費 400
A支店 計 32,940
B支店 消耗品費 4,500
  通信費 1,240
B支店 計 5,740
C支店 消耗品費 14,280
  新聞図書費 8,276
  旅費交通費 32,000
C支店 計 54,556
D支店 消耗品費 14,800
  接待交際費 2,811
  通信費 540
D支店 計 18,151
E支店 新聞図書費 3,700
  接待交際費 20,000
  旅費交通費 800
E支店 計 24,500
総計 135,887
 

ピボットテーブル

クロス集計のような「複雑な」集計作業を行ったり、内容の分析を行う際にはエクセルの「ピボットテーブル(pivot table)」機能が利用できる。

  1. 「データ」→「ピボットテーブルとピボットグラフレポート」を起動

  2. データのある場所と種類(ピボットテーブル)を指定する。

    pivot 1
  3. データ範囲の指定(確認)

    pivot 2
  4. 作成場所の指定

    pivot 3
  5. 空の「ピボットテーブル」が挿入される

    pivot 4
  6. 「ピボットテーブルツールバー」から集計したい項目を目的のフィールドにドラッグする。 たとえば、列に「科目」を、行に「請求支店名」を、データに金額をドラッグしたのが下の図。

    pivot 5

  7. 書式の変更は「項目」をドラッグすることにより変更できる。不要な場合は「ピボットテーブルツールバー」へドラッグする。 ドラッグ中の状態はマウスアイコンの形で判別できる。
     
    data field データフィールド  data field 行フィールド  data field 列フィールド 
    data field ページフィールド  data field 外す場合 
  8. 列(行)に複数の項目をドラッグする事も可能。
  9. この例で「ページ」フィールドに「月」をドラッグすることにより、月別の集計を出すことができる。

やってみること

  1. ウィザードpivot table wizard iconを利用したレイアウトの変更(例:科目別集計を月別集計に変更してみる)
    なお、ウィザードは右クリックメニューなどからも起動できる。
    pivot table wizard layout image
  2. ドラッグによるレイアウトの変更
  3. 行列の入れ替え
  4. 数値の表示形式の変更(例:3桁ごとの区切り記号を入れてみる).
    右クリック後、「フィールドの設定」を選択する。
     
  5. データ集計方法の変更(例:合計を全体に占める割合に変更してみる)
  6. フィールド名の変更(例:「合計:金額」を「請求金額」としてみる)
  7. 支店ごとの金額の合計の作成
  8. (行)フィールドのアイテムの絞り込み(例:表示する支店を A, C, Eの3店に変更してみる)
  9. (行)フィールドのグループ化(A, B, C を関東地区、D, Eを北陸地区としてまとめてみる)
     
  10. 各地区ごとの総計の表示
  11. データの詳細表示の設定および解除
  12. 月別の集計表の作成(ページフィールドの利用)
  13. データの更新(例:元の表で A支店の研修費の額を変更してみる)

課題24

実践課題(アルバイトの仕事管理)

福井市内にあるガラス製小間物店は、駅前店と大宮店の2店舗をもち、アルバイトを それぞれ3名、1名の計4名、お盆前の1週間雇った。 アルバイト生には毎日の売上日誌をつけさせた。 週給は、1日の基本給3000円に各自の売上金の5%として契約した。

  1. 4名のアルバイトA子、B子、C子、D子が毎日つける売上日誌を作成せよ (表1参照)
    売上日誌でアルバイトが記入するのはグリーンの部分で品名と単価は表2から LOOKUP で自動読出しする。 アルバイトが入力するデータは適当でよい。

  2. ピボットテーブルレポートで以下の項目をレポートせよ。
    1. アルバイト4名の週給
    2. 支店単位の売上額
    3. 商品単位の売上個数と売上金額
表2
品番 品名 単価
1 灰皿 1,500
2 花瓶 3,000
3 飾り 2,400
4 グラス 5,000
5 置き時計 7,000
表1
店名 アルバイト 月日 品番 個数 品名 単価 売上金額
駅前店 A子 8月1日 3 4 飾り 2,400 9,600
駅前店 A子 8月1日 3 1 飾り 2,400 2,400
駅前店 A子 8月1日 4 4 グラス 5,000 20,000
駅前店 A子 8月1日 2 1 花瓶 3,000 3,000
駅前店 A子 8月1日 5 1 置き時計 7,000 7,000
駅前店 A子 8月2日 1 3 灰皿 1,500 4,500
駅前店 A子 8月2日 2 2 花瓶 3,000 6,000
駅前店 A子 8月2日 5 1 置き時計 7,000 7,000
駅前店 A子 8月3日 3 1 飾り 2,400 2,400
駅前店 A子 8月3日 2 2 花瓶 3,000 6,000
駅前店 A子 8月3日 5 2 置き時計 7,000 14,000
駅前店 A子 8月3日 1 1 灰皿 1,500 1,500
駅前店 A子 8月4日 4 3 グラス 5,000 15,000
駅前店 A子 8月4日 5 2 置き時計 7,000 14,000

ウィンドウ枠の固定

この課題の品番等、入力時に参照したい領域を常に表示したい場合がある。 そのような場合には、スクロールしてもかまわない最左上端のセルをクリックした後、 「ウィンドウ」→「ウィンドウ枠の固定」を実行すると、便利である。


tacha@tack.fukui-med.ac.jp
$Id: 11.html,v 1.2 2003/07/08 04:55:48 tacha Exp $