課題
以下の表から次の操作を行え。
施設名 | 市町村名 | 住所 | 電話番号 | 入場料 |
福井県立歴史博物館 | 福井市 | 大宮2-19-15 | 0776-22-4675 | 100 |
福井県立恐竜博物館 | 勝山市 | 村岡町寺尾51-11 | 0779-88-0001 | 500 |
福井県立美術館 | 福井市 | 文京3-16-1 | 0776-25-0452 | 100 |
福井県立若狭歴史民族資料館 | 小浜市 | 遠敷2-104 | 0770-56-0525 | 100 |
福井県内水面総合センター | 福井市 | 中ノ郷町34‐10 | 0776-53-0232 | 無料 |
福井市自然史博物館 | 福井市 | 足羽上町147 | 0776-35-2844 | 100 |
福井市立郷土歴史博物館 | 福井市 | 宝永3-12-1 | 0776-21-0489 | 210 |
福井県立総合グリーンセンター | 坂井郡丸岡町 | 楽間15 | 0776-67-0002 | 無料 |
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館 | 福井市 | 安波賀町4-10 | 0776-41-2301 | 100 |
福井県立図書館 | 福井市 | 下馬町51-11 | 0776-33-8860 | 無料 |
松岡町立図書館 | 吉田郡松岡町 | 神明3-89-1 | 0776-61-7117 | 無料 |
丸岡町民図書館 | 坂井郡丸岡町 | 霞3-10-1 | 0776-67-1500 | 無料 |
福井市映像文化センター | 福井市 | 田原1-13-6 | 0776-20-5030 | - |
ハートピア春江 | 坂井郡春江町 | 西太郎丸15-22 | 0776-51-8800 | - |
国立若狭湾少年自然の家 | 小浜市 | 田烏区大浜 | 0770-54-3100 | - |
入場料は常設展の一般の料金を記載した
エクセルでデータの抽出を行うには「フィルタ」機能を利用する。 エクセルで利用可能なフィルタ機能としては「オートフィルタ」と 「フィルタオプション」の2つがある。
「データ(D)」→「フィルタ(F)」→「オートフィルタ(F)」を実行すると 各列の見出しに▼ボタンが表示され、オートフィルタが設定される。
見出しの▼ボタンを押すことによりフィルタ条件を選択できる。 デフォルト以外のフィルタを設定するために、次の2つが用意されている。
フィルタが選択されている列は▼の色が異なる。 上の図では「入場料」に対してフィルタが選択されており、「電話番号」にはフィルタが選択されていない。 フィルタを解除するには設定されている列で「(すべて)」を選択する。
オートフィルタよりややこしいので、オートフィルタで対応できないような条件を指定する際に利用すればよい。 (たとえば、同一列で3つ以上の条件を指定したい場合や、複数列の or など。)
条件を設定するための領域として見出し語と同じ内容を入力したセルを準備する。
条件を列記する。1行に記述された複数条件は and が取られ、 複数行に渡って条件が記述された場合は各行の条件の or が取られる。
たとえば、「入場料が100円以下もしくは勝山市にある施設」を抽出するには、
以上の 3つの条件の "OR" を取ることが必要である。そのため、条件欄は 次の図のように指定することとなる。
条件が設定できれば、「データ」→「フィルタ」→「フィルタオプションの設定」を実行する。
「選択範囲内」を選んだ場合は、条件に一致しないものが隠される。 「指定範囲」を選んだ場合には抽出範囲で指定した場所を左上としてコピーされる。(他のシート等も可能)
「選択範囲内」を選んだ場合の実行結果は次の通りである。
なお、フィルタを解除するには、「データ」→「フィルタ」→「すべて表示」を実行する。
このページからコピーした表にはハイパーリンクが設定されているはずである。 このようなハイパーリンクを独自で設定したい場合は、「挿入(I)」→「ハイパーリンク(I)」を実行する。 削除するためには、設定されたハイパーリンク上で右クリックを行い、「ハイパーリンク(H)」→「ハイパーリンクの削除(R)」とたどる。
次の表は、本店を福井に、金沢、東京、大阪、名古屋に支店を置く A 社の 1月から 3月までの経費一覧である。
4月以降も、引き続きこの表を利用していくことを考えて、次のように改良せよ。
月 | 科目 | 請求支店名 | 金額 |
1月 | 消耗品費 | 大阪支店 | 7,300 |
1月 | 新聞図書費 | 名古屋支店 | 1,200 |
1月 | 研修費 | 福井本店 | 13,000 |
1月 | 通信費 | 福井本店 | 600 |
1月 | 新聞図書費 | 東京支店 | 4,516 |
1月 | 旅費交通費 | 名古屋支店 | 800 |
1月 | 通信費 | 福井本店 | 540 |
1月 | 通信費 | 金沢支店 | 540 |
1月 | 新聞図書費 | 東京支店 | 1,260 |
1月 | 接待交際費 | 大阪支店 | 1,792 |
1月 | 消耗品費 | 東京支店 | 14,280 |
2月 | 旅費交通費 | 福井本店 | 400 |
2月 | 接待交際費 | 大阪支店 | 1,019 |
2月 | 消耗品費 | 福井本店 | 2,500 |
2月 | 新聞図書費 | 東京支店 | 2,500 |
2月 | 通信費 | 金沢支店 | 700 |
2月 | 通信費 | 福井本店 | 900 |
2月 | 接待交際費 | 名古屋支店 | 20,000 |
3月 | 消耗品費 | 大阪支店 | 3,200 |
3月 | 通信費 | 大阪支店 | 540 |
3月 | 消耗品費 | 金沢支店 | 4,500 |
3月 | 接待交際費 | 福井本店 | 15,000 |
3月 | 旅費交通費 | 東京支店 | 32,000 |
3月 | 新聞図書費 | 名古屋支店 | 2,500 |
3月 | 消耗品費 | 大阪支店 | 4,300 |
あらかじめ、入力される内容が決まっている場合、 誤ったデータ入力を防いだりする目的で、セルに対する入力規則を 設定することができる。
入力規則を設定する領域を選択したあと、 「データ(D)」→「入力規則」を選択すると、次のようなウィンドウが表示される。
「入力値の種類(A)」としては、右のようなものを選択することができる。 もともとは、「すべての値」が選択されており、 どのような内容でも入力することが可能である。 「リスト」とは、配列に含まれるもののみの入力を許す形式である。 具体的には、ある領域にあらかじめ入力を許可する内容を列記しておき、 「元の値(S)」(リストを選択したときに現れる)に、その領域を指定する。 |
「エラーメッセージ」のタブを選ぶと、誤った入力が行われたときの振る舞いを 決めることができる。右の例では、入力エラーという名称のポップアップを作成し、 登録されていない科目名であると表示する。誤った入力を禁止するためには スタイルを「停止」に設定すること。 |
「入力値の種類」で、リストを選択した場合、そのセルがアクティブになると、 右横に▼が表示され、クリックすると右のように入力できるもののリストが 表示される。 |
なお、この入力規則は、セルにデータが直接入力された場合だけに有効であり、 すでに入力されているものや、数式の結果や貼りつけられたデータ、 フィルコマンドで入力された場合には無効である。
事後チェックのためには、「ツール」→「ワークシート分析」から 「ワークシート分析ツールバー」を表示させたあと、「無効データのマーク」を 実行する。
特定の条件を満たすセルに対してのみ計算を行うには、分類「データベース」に 含まれる先頭が D で始まる関数を利用する。これらの関数は、先頭の D を除いた 関数名に対応しており、ある条件を満たすセルについての結果を返すものである。
例として、関数 DSUM を取り上げる。DSUM の引数は「Database」、「フィールド」、 「Criteria」の三つである。 「Database」欄に、計算を行いたい表全体を、「フィールド」欄に、計算を行いたい列を、 「Criteria」欄には、条件が設定されている領域を指定する。条件の設定方法は 課題21で行った、フィルタオプションでの条件設定と同じである。
課題22の経費一覧のデータを、ピボットテーブルを用いて分析を行え。
合計:金額 | ||
---|---|---|
請求支店名 | 科目 | 計 |
A支店 | 研修費 | 13,000 |
消耗品費 | 2,500 | |
接待交際費 | 15,000 | |
通信費 | 2,040 | |
旅費交通費 | 400 | |
A支店 計 | 32,940 | |
B支店 | 消耗品費 | 4,500 |
通信費 | 1,240 | |
B支店 計 | 5,740 | |
C支店 | 消耗品費 | 14,280 |
新聞図書費 | 8,276 | |
旅費交通費 | 32,000 | |
C支店 計 | 54,556 | |
D支店 | 消耗品費 | 14,800 |
接待交際費 | 2,811 | |
通信費 | 540 | |
D支店 計 | 18,151 | |
E支店 | 新聞図書費 | 3,700 |
接待交際費 | 20,000 | |
旅費交通費 | 800 | |
E支店 計 | 24,500 | |
総計 | 135,887 |
クロス集計のような「複雑な」集計作業を行ったり、内容の分析を行う際にはエクセルの「ピボットテーブル(pivot table)」機能が利用できる。
「データ」→「ピボットテーブルとピボットグラフレポート」を起動
データのある場所と種類(ピボットテーブル)を指定する。
データ範囲の指定(確認)
作成場所の指定
空の「ピボットテーブル」が挿入される
「ピボットテーブルツールバー」から集計したい項目を目的のフィールドにドラッグする。 たとえば、列に「科目」を、行に「請求支店名」を、データに金額をドラッグしたのが下の図。
データフィールド | 行フィールド | 列フィールド | |||
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