小テスト

以下の表は、月末の米ドルおよびユーロと円のレートの変遷である。 このデータを用いて、以下の操作を行え。

年/月 米ドル ユーロ
2002/06 119.54 118.53
2002/07 119.84 117.15
2002/08 118.36 116.29
2002/09 121.66 120.14
2002/10 122.46 121.31
2002/11 122.46 121.84
2002/12 118.76 124.59
2003/01 119.86 129.09
2003/02 118.10 127.58
2003/03 117.95 128.84
2003/04 118.95 132.88
2003/05 119.30 140.53
2003/06 119.78 137.81
2003/07 120.52 135.42
2003/08 116.97 128.49
2003/09 111.46 129.94
2003/10 109.92 127.42
2003/11 109.62 131.40
2003/12 107.35 135.11
2004/01 105.67 131.81
2004/02 109.09 136.21
2004/03 104.24 128.36
2004/04 110.46 132.29
  1. 新しくシートを作成し、名称を「小テスト 0518」とせよ。(配点率 2%)
  2. A1セルに学部名、B1セルに学科名、C1セルに学籍番号、D1セルに氏名を記入せよ。 なお、学籍番号の最初の 0 も表示されるように適切に書式を設定すること。(配点率 3%)
  3. Internet Explorer から該当範囲のデータを Excel にコピーせよ。 ただし、「年月」欄が B4 セルとなるようにすること。 (配点率 5%)
  4. E列に、各時点で 500米ドルを、(一度円に交換したうえで)ユーロに交換した額面を表示せよ。 結果の書式は「通貨」とし、記号として 「€ Euro」 を用いよ。 ただし為替交換手数料は、かからないものとする。(配点率 8%)
  5. それぞれの通貨に対する、円の最安値、最高値、平均値を求め、 各データの下に表示せよ。結果の表示は小数点以下 2桁までとし、 B列部分には適切な内容を設定すること。(配点率 8%)
  6. 前問で作成した表(3行分)を、左上が F5 となる位置にコピーせよ。 そのあと、罫線を引き、4行目には各列の内容を記入するなど、 表としての体裁を整えること。(配点率 8%)
  7. それぞれの通貨の換算レートが表示されている列の右に列を挿入し、 「2002年12月の換算レート」に対する比を求めよ。(配点率 8%)
  8. 条件付き書式を用いて、前問で求めた比が 1.1 以上のセルの背景をピンクに、 1 以上かつ 1.1未満のセルの背景を水色に変更せよ。(配点率 8%)
  9. 「米ドル」および「ユーロ」の円に対するレートを次の条件にしたがってグラフ化せよ。 (配点率 グラフがあれば 6%。条件一つごとに 2%。合計20%)
  10. 前問で作成したグラフに、各通貨の変化の近似直線を追加せよ。 ただし、近似には線形近似を用い、近似直線の式を小数点以下2桁まで表示すること。 (配点率 8%)
  11. IF, AND 関数を用いて、H列に、D, F 列の結果に基づいて、 「円高」「円安」「ドル高」「ユーロ高」と表示せよ。 ただし、表示条件は次の通りとする。
    表示条件
      D < 1 D ≧ 1
    F < 1 円高 ドル高
    F ≧ 1 ユーロ高 円安
    (配点率 10%)
  12. A2:G2 の範囲をセル結合を用いて単独セルの扱いとした上で、 この期間の米ドルおよびユーロの「価値」について、 前問までに作成されたデータ、グラフに基づいて議論し、表示せよ。 なお、「Alt」+「Enter」を用いればセルの中で改行を入れることができる。(配点率 12%)

テスト中に、問5 の最高値、最安値の定義について逆のことを言ってしまったので、逆であっても減点はしません。

なお、このテストの採点は講義終了時点で Book を回収してから行います。 これまでの授業で行った基本事項を網羅している(と思っている)ので、自分自身でできるようになることが 大事なのであって、良い点数をとるのが目的ではないことに注意すること。


5日目 6日目 7日目

tacha@tack.fukui-med.ac.jp
$Id: test0518.html,v 1.7 2004/05/24 09:49:28 tacha Exp $