小テスト

新しく「小テスト 0629」という名称のシートを作成し、 A1セルに学部名、B1セルに学科名、C1セルに学籍番号、D1セルに氏名を記入せよ。 なお、学籍番号の最初の 0 も表示されるように適切に書式を設定すること。

必要ならば複数のシートを用いても良いが、採点時に判るように、 すべてのシートの名称は「小テスト 0629」を含むように設定し、 すべてのシートに対して、学部・学科・学籍番号・氏名を指定のセルに記入すること。

1. 次の問いに「ゴールシーク」を用いて解答せよ。(配点率 10%)

   親が 26才の時に第1子が、31才の時に第2子が生まれたものとする。 二人の子の年齢の和の2倍が、親の年齢と等しくなるのは親が何才の時か。

2. 次の問いに「ソルバー」を用いて解答せよ。(配点率 20%)

   キャンディが幾つかと子供が何人かいるものとする。 いま子供にキャンディを平等にわけあたえると、キャンディが3個あまり、 6個づつ配ると4人の子供は 1つもキャンディをもらえなくなるという。 このような条件を満たすためには、子供は最低何人いる必要があるか。 また、そのときのキャンディの個数は幾つか。

   なお、あまりの数は関数「MOD」を用いると求めることができる。

3. コンピュータ上のデータを整理していたら、下のような表と次のようなコメントが発見された。

   分類コードの1000の位が 2 は男子を、1は女子を意味する。
   また、下3桁は年齢を意味する

   表1について、次の手順で分析を行え。

   1. 表1のデータをエクセルシートにコピーせよ。 ただし、データの上部に利用できる行を10行以上確保しておくこと。(配点率 5%)
   2. 分類コードの右に1列挿入し、性別を表示せよ。 さらに性別の右にもう 1列挿入し、年齢を表示せよ。(配点率 5%)
   3. データを次のように並び替えよ。(配点率 10%)
      • 年齢順であること
      • 同一年齢のデータの中では性別に分類されている事(男女どちらが先でも良い)
      • 同一年齢、同一性別のデータの中では調査年度順に並んでいること
   4. 身長および、体重の標準偏差の右にそれぞれ列を挿入し、 標準偏差と平均値の比を表示するように設定せよ。 そのうえで、オートフィルタを用いて、その比が最大となるデータを 抽出し、結果を表1の上部に示せ。(配点率 10%)

      問4 解答例

      区分	調査年度	性別	年齢	比
      身長	1982	女子	15	0.0309
      体重	1982	男子	15	0.1582

   5. 自分と同一の性別で、年齢が15才のデータのうち、1990年代の調査部分のみを 表1の右に抽出せよ。抽出にはフィルタオプションを利用し、検索範囲条件を 表1の上部に設定せよ。(配点率 10%)
   6. 問 5で抽出した表の下部に次のような表を作れ。 ただし、調査年度欄(緑のセル)に入力規則を設定するとともに、 入力された調査年度に応じて、該当する調査年度の身長、体重が 表示されるように(青のセル)には検索関数を入力せよ。(配点率 10%)

      調査年度	身長(cm)	体重(kg)

   7. 問6で作成した(小さな)表の下にピボットテーブルを作成し、それを用いて 調査年度と身長体重の変遷についてさまざまな分析を行え。 分析の結果、明らかとなった事柄を表1の上部の空いている部分に記述せよ。 (配点率: 分析結果一つにつき配点10%, 最大20%)

   なお、この問題に用いたデータは福井県統計情報システムより 得られたものを元にしている

解説