Lesson 5-1


 

集計処理

ピボットテーブルの概要とウィザードの利用

集計とは、 「数値で表せるデータを取り集めて、数値の合計(などの計算)をすること」(岩波国語辞典)である。 単純な集計ではなく、複数の項目に着目して集計を行うことをクロス集計と呼ぶ。

このような(クロス)集計処理のために、エクセルを使う場合 ピボットテーブル(pivot table)と呼ばれる機能を利用することができる。 このピボットテーブルを使いこなせるようにするのが Lesson 5 の目標である。 なお、分析するデータとしては、このファイルに含まれるデータを用いる。

ピボットテーブルの基本操作としては、次のものがあげられる。


ピボットテーブルウィザードを使ってみる
  1. 「データ」→「ピボットテーブルとピボットグラフレポート」とたどり、 ピボットテーブルウィザードを起動する。

    データのある場所と、レポートの種類を指定する。 本課題では、それぞれ「Excel のリスト/データベース」と「ピボットテーブル」を選択する。

  2. 「次へ」をクリックすると、データ範囲の指定画面となる。

    表示されている領域が間違っていればselectorをクリックして修正する。 なお、「参照」ボタンは、分析対象が異なるファイル等の場合に利用する。

  3. 「次へ」をクリックすると、ピボットテーブルの作成場所の指定画面となる。

    「新規ワークシート」を選択すると新しくシートが作成され、ピボットテーブルが作成される。 「既存のワークシート」を選択し、場所を指定すると、そこに作成される。 ただし、ページフィールドはそのセルより上となるので注意する。

    ここでは「既存のワークシート」を選択し、元のデータの右側部分のセル(H8)を指定する。

  4. そうするとピボットテーブルのレイアウトエリアが用意される。


 
$Id: L5-1.html,v 1.2 2008/12/01 15:58:29 tacha Exp $
ogaito at fpu.ac.jp