行フィールドを「日付」、列フィールドを「商品名」、データフィールドを価格としてみる。
このように日付のデータそのものであると「集計」がそれほど有効ではない。 このような場合にはグループ化を用いると有効である。
右クリックで表示されるメニューの中から「グループとアウトライン設定」→「グループ化」と たどると、データをグループ化するための設定ウィンドウが表示される。 月ごとの集計として表示させてみよ。
数値でないフィールドについても「グループ化」を行うことができる。 グループ化したい項目を選択(2項目目以降は Ctrlを押しながら クリックする)したのち、「グループ化」を行う。 グループ化された項目名については適宜修正することも可能である。
福井を「福井地区」、坂井、あわらを「坂井地区」、越前、鯖江を「丹南地区」、勝山、大野を「奥越地区」、小浜、敦賀を「嶺南地区」としてグループ化せよ。
グループ化したものの合計に関しては「フィールドの設定」で集計を指定することで表示することができる。
なお、表示順は、右クリックで表示される「順序」を用いると変更可能である。
同じ表に対して、二つ目のピボットテーブルを作成すると、ウィザードの途中で「メモリを節約するか」という質問が表示される。 ここで、「はい」を選択すると、メモリが節約でき、ファイルサイズを小さくすることが可能である。 ただし、メモリ節約を選択したテーブルではグループ化の情報等が共有されるため、一部のテーブルで行った操作が他のテーブルに影響を与える。
右クリックで表示される「選択」メニューから「テーブル全体」を選択した後、「コピー」→「貼り付け」を行うことで ピボットテーブルのコピーを行う事ができる。