Lesson 6-1


   

集計処理

ピボットテーブルの概要とウィザードの利用

集計とは、 「数値で表せるデータを取り集めて、数値の合計(などの計算)をすること」(岩波国語辞典)である。 単純な集計ではなく、複数の項目に着目して集計を行うことをクロス集計と呼ぶ。

このような(クロス)集計処理のために、エクセルを使う場合 ピボットテーブル(pivot table)と呼ばれる機能を利用することができる。 このピボットテーブルを使いこなせるようにするのが Lesson 6 の目標である。 なお、分析するデータとしては、このファイルに含まれるデータを用いる。

ピボットテーブルの基本操作としては、次のものがあげられる。


ピボットテーブルを作成する
  1. リボンの「挿入」タブ→「テーブル」→「ピボットテーブル」をクリックする

  2. はじめに、データが含まれているセルをアクティブとしていた場合は、データ範囲が推測されているはずである。 空白セルを選んでいた場合や、推測された範囲が間違っている場合は適切にデータ範囲を指定する。 ピボットテーブルレポートの配置先として、既存のワークシートを選択すると、結果の出力先を指定できる。 新規ワークシートを選んだ場合は、ピボットテーブルだけを含む新規シートが作成される。

    ここでは、新規ワークシートを選択する。

  3. 「OK」をクリックすると、ピボットテーブルと、フィールドリストの作業画面が表示される。

    フィールドリストはタイトルバーの部分をドラッグすることで、シートの上に重ねることが出来る。 こうすることで作業領域を広げることが可能である。


   
$Id: L6-1.html,v 1.6 2009/12/07 23:05:15 tacha Exp $
u-aoyama at fpu.ac.jp & ogaito at fpu.ac.jp