マウスカーソルの形が変わったことを確認して、そのまま右もしくは下にドラッグしてみる。
ドラッグ先のセルの内容が元のセルの内容と「同等な」ものとなったはずである。 この機能を「オートフィル」と呼ぶ。
編集(E)→元に戻す をおこない、今度はフィルハンドルをダブルクリックしてみる。
表と見なして左右にデータがあるところまで下方向にオートフィルが実行される。
→データ量が多い際にはダブルクリックを用いることが望ましい。
水色のセルは2つのセルを選択して、同時に右にドラッグしてみよ。
2007年度下半期地域別売上高(単位:百万円) | ||||||
東北 | 関東 | 中部 | 近畿 | 九州 | 合計 | |
10月 | 840 | 2,030 | 1,480 | 1,640 | 1,210 | 7,200 |
11月 | 870 | 1,650 | 1,050 | 1,220 | 710 | |
12月 | 520 | 1,290 | 920 | 980 | 690 | |
1月 | 1,510 | 2,300 | 1,760 | 1,820 | 1,610 | |
2月 | 550 | 1,150 | 980 | 820 | 700 | |
3月 | 1,010 | 1,480 | 910 | 1,020 | 880 | |
売上実績 | 5,300 | |||||
売上目標 | 5,000 | 10,000 | 7,000 | 8,000 | 6,000 | |
差額 | 300 | |||||
達成率 | 1.06 |
オートフィルは、上記の作業で行ったような式が含まれたセルだけではなく、「固定値」が入っているセルに対しても実行することができる。
様々なデータの入ったセルをフィルハンドルを用いてオートフィルを行い、振る舞いについて観察する。 さらに、フィルハンドルにマウスカーソルを置いた状態で、コントロールキーを押すと、小さい "+" がつく事を確認し、 この"+"の有無でもオートフィルの振る舞いが変わることを理解する。
「10月」の代りに、「月曜日」、「10/21」、「第3四半期」、「0711001」なども試してみよ。
先頭が 0 で始まる数を入力しても、数値として扱われてしまうと、0 が消えてしまう。 0 を残すためには文字列とするか、入力時に「'」を先頭につけて「'0711001」のように 入力する。
Lesson 2-2の練習で作成した表を 予定出金額と実出金額の差額を求めた上でそれぞれの列の合計を求めて完成させよ。 ただし、オートフィルを適切に用いることで作業量を減らす工夫を行うこと。