五教科成績のシートの数学のデータを分析ツールを用いて分析する。
五教科成績のシートから数学のデータを新しいシートにコピーする。
リボンの「データ」タブの分析から「データ分析」を起動する。
表示されない場合は、次の手順を行うこと。
基本統計量を選択し、入力範囲にコピーした数学のデータの範囲(項目を含む)を指定する。 「先頭行をラベルとして使用」にチェックをいれること。 出力オプションとしては、出力先に出力される票の左上に当たるセルを指定し、「統計情報」にチェックをいれる。
出力された統計量の表と、Lesson 4-1, Lesson 4-2で求めた統計量とを比較せよ。
分析ツールの結果に含まれる分散(標準偏差)は与えられたデータを標本と見なした際の 母集団の分散(標準偏差)の推計値であり、 データそのものの分散(標準偏差)ではないことに注意する。
得られた結果は「数値」であり、式ではないため元のデータを修正した場合はやり直す必要がある。
なお、演習室以外の端末で「ツール」メニューの中に「分析ツール」が無い場合は、 「ツール」→「アドイン」を選択し、表示されるメニューに含まれる 分析ツールにチェックをいれ OK を押すことで表示されるようになる。
次に、おなじ分析ツールに含まれるヒストグラム機能を試してみる。
データ区間(階級)については用意しなかった場合は、 階級幅をデータ数の平方根で割ったものが階級幅となるが、適切とは限らないので適宜階級データを用意した方がよい。
出力オプションの「パレート図」にはチェックをしないこと。 (チェックをいれると出力値の降順で並び替えられてしまう。)